
【漫画】金田一少年の事件簿 File(10)金田一少年の殺人【感想】
総評:8/10点 『金田一少年の殺人』は週刊少年マガジン1994年47号から1995年11号に掛けて連載されました。 10回目という最初の節目と言える本エピソードですが、節目である事を意識したかの様な内容となっています。
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総評:8/10点 『金田一少年の殺人』は週刊少年マガジン1994年47号から1995年11号に掛けて連載されました。 10回目という最初の節目と言える本エピソードですが、節目である事を意識したかの様な内容となっています。
総評:7.5/10点 『飛騨からくり屋敷殺人事件』は週刊少年マガジン1994年33号から1994年45号に掛けて連載されました。 本エピソードは山奥の閉鎖的な村や名家の相続問題などといった要素に彩られ、金田一耕助シリーズを思わせる雰囲気となっています。
総評:7/10点 『首吊り学園殺人事件』は週刊少年マガジン1994年19号から1994年31号に掛けて連載されました。
総評:6.5/10点 『異人館ホテル殺人事件』は週刊少年マガジン1994年6号から1994年17号に掛けて連載されました。 俵田刑事、佐木が2度目の登場となった本エピソードですが、残念ながら佐木は退場となってしまいます。
総評:7.5/10点 『悲恋湖伝説殺人事件』は週刊少年マガジン1993年45号から1994年5号に掛けて連載されました。
総評:7/10点 『秘宝島殺人事件』は週刊少年マガジンにて1993年34号から44号に掛けて連載されました。 金田一家の事情から宝探しツアーに参加するという導入の本エピソード。はじめの家庭環境に掘り下げがなされるには本エピソードが最初と思われます。 事件そのものはアリバイトリックがメインがメインで、もう一つ大きな仕掛けがあるわけですがどちらも仕掛けそのものはシンプルな印象を受けるのが面白く感じました。
総評:6.5/10点 『学園七不思議殺人事件』は週刊少年マガジンにて1993年24号から33号に掛けて連載されました。 本エピソードは七不思議というどこの学校にでもありそうな題材としています。
総評:6.5/10点 『雪夜叉伝説殺人事件』は週刊少年マガジンにて1993年13号から23号に掛けて連載されました。 本エピソードははじめのライバル的ながらも共闘する事の多い明智警視とシリーズの準ヒロイン程度存在である玲香が初登場しています。3エピソード目でシリーズのレギュラー的存在となるキャラクターが複数も登場するというのはシリーズの長期化を見据えての事だと思われます。
総評:7/10点 『異人館村殺人事件』は週刊少年マガジンにて1992年51号から1993年12号に掛けて連載されました。 本エピソードは島田荘司氏の『占星術殺人事件』からトリックを盗用した事で知られていて、その事は文庫版冒頭に記載されています。その為ドラマ版は欠番扱いでアニメ化もされていないなどいわくつきのエピソードと言えます。
総評:6/10点 『オペラ座館殺人事件』は『金田一少年の事件簿』最初のエピソードです。 最初という事もあるのか、ミステリとしては古典的トリックを用いていたりと物足りなさを感じます。