2022年 なんかいいね
自分の他には人の気配がないが
GooglePlayより抜粋
嫌な予感がする……

概要
本作は廃校舎からの脱出を目指す脱出ゲームです。
クリアまでに所要時間は1時間程度となっています。
廃校舎に閉じ込められた主人公
主人公はハイウェイで旅行中に事故に遭い意識を失います。
そして意識を取り戻すと何故か廃校の体育館に閉じ込められていました。
廃校と言いつつ所々に弾薬などが置かれ、まるで武装組織か何かの拠点という風にも見え、物騒な雰囲気が漂っています。
また主人公は事故に遭った後、この廃校で手当てでも受けたのか身体には問題無さそうなため廃校からの脱出を目指すのでした。

システム
本作は比較的シンプルな脱出ゲームとなっています。
オープニングとED以外はテキストメッセージの類は無く、探索画面とアイテム欄以外はヒントとMAP機能が実装されていますがシンプルな操作故かヘルプやチュートリアルはありません。
ヒント機能は広告を見ていく事で、進行状況に応じて3段階のヒントが開放される仕組みですが、3段階目は解答そのままとなっていますので、極力使用を避けたいという風には感じられます。しかしその一方でヒント機能が充実しているというのは安心感もあります。
ゲーム進行はタップによる移動と探索、ギミック解除となっていますが、1ヶ所だけあるアイテム合成が少し難しく感じられました。


謎解き
ゲームを開始すると体育館内にいくつものギミックや手掛かりらしき物が設置されているのが確認出来ます。
先述した通り、テキストメッセージなどは表示されませんので、ギミック解除の手掛かりなども見た目での判断となります。
当初はどこから手を付ければ分かりませんので、可能な範囲で探索を行い、何かしらギミックと共通する物を発見したら視覚情報を元に解除していくという進め方になります。
序盤は比較的簡単で、ギミックと手掛かりが近くにあったりするため、思いの外スムーズに進みますが、探索範囲が広がった後の終盤はいくらか難易度が上がります。

まとめ
間違いなく廃校舎ではあるものの異様な印象を受ける建物からの脱出を目指す本作。
謎解きの結果や終盤に到達する部屋で、その一端が明らかになりますが、詳細はエンディングにて明かされる事になります。
謎解きやギミックは多めですが、個人的にも終盤まではノーヒントで進めたため、難易度としてはそれほど高いという程でも無いと思われ、このジャンルが得意な方ならノーヒントクリアも充分可能では無いかと感じられました。
