【Android】ぼくらの秘密基地【感想】

2019年 COCOSOLA

6.5 out of 10 stars (6.5 / 10)

誰もが子供の頃に作った秘密基地。 どんどん材料を集めて組み立てよう。

作ったもので遊んだり、昆虫を見つけたり、楽しみ方はいろいろ。 子供の頃の懐かしい思い出が蘇る!

GooglePlayより
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秘密基地を作ろう

男子なら誰もが一度は憧れたり作ろうとする秘密基地。 本作はそんな秘密基地を作って行くゲームで、プレイヤーは町外れにある森の中で、秘密基地としてツリーハウスを作って行く子供たちの様子を見て行く事になります。 夏休みに秘密基地を作るストーリーが日記で語られ、蝉の鳴き声とともにノスタルジックな雰囲気が感じられます。

夏休みの思い出に秘密基地を作るという始まり。
ツリーハウスを作っていきます。

放置ゲーム

本作はいわゆる放置ゲームにも分類されると思われ、プレイヤーが行うのは材料集めや製作の実行ボタンを押すだけで、後はキャラクターが自動でやってくれます。 材料集めは数分程度要しますので、アプリを一旦落として他の事していても問題ありません。 本作はアプリの立ち上がるが早い上にタイトル画面すら排除されていますので、機種にもよると思われますが、アプリを立ち上げ直して1、2秒程度で実行ボタンを押す事が出来、サクサク進められる作りになっているという印象を受けました。 またプレイヤーが行える操作として、秘密基地の特定の箇所をタップすると、キャラクターがアクションを行うという物があります。

材料集めは時間を要しますが自動で行われます。
製作作業はあっという間です。

不穏

しかしゲームが進むと、不穏な雰囲気が漂います。 この辺りはGoogleplay の紹介ページでも「単なるほのぼのストーリーではないのでお気をつけて。」と注意書きされています。 日記の文面に首を傾げるような文面があったりした後、秘密基地に現れる謎の着ぐるみらしき存在など、これまでの雰囲気を一変させる様な現れます。 それでも秘密基地作りを進めると訪れる「完成の日」は完成するとはとても思えない雰囲気の中進行して行きます。 秘密基地はどうなってしまうのかは、実際ご覧頂いた方が良いかと思われます。

この日記から明らかに不穏な流れとなります。

まとめ

本作は秘密基地製作をメインと思わせておいて、謎めいたストーリーを進行させるADVとなっています。 日記とラスト以外は文字情報が無い事や、ストーリーも大分ぼかしているため、プレイヤーの境遇は何となくニュアンス程度で把握出来ますが、その事と秘密基地の関連は語られておらず、考察ゲームの様相を呈していると言えます。 ゲーム自体も非常に短く、Googleplay の紹介ページにも「20分程度」と書かれていますが、ストーリーやイベント部分となるともっと短いのではと思うほどあっさりしたボリュームとなっています。 その分立ち上がりの早さも相まって手軽に楽しめるかと思いますので、気になった方はプレイしてみては如何でしょうか。