2017年 dcgame

20XX年、人類は未曾有の危機に瀕していた
OPより抜粋
突如として、世界中に大量のゾンビが出現
ンビは何かを求めるようにさまよい、 無差別に人類を襲いはじめた
ゾンビに襲われた人も ゾンビになって人を襲う、 未だかつて無い程の惨劇
人々は恐怖に怯え、 抵抗しようと考えるものすら現れなかった
あなたの住む地域でも、 の地獄絵図は繰り広げられていた
目次
概要
本作はホームセンターに押し寄せるゾンビの群れを倒し続ける放置クリッカーゲームです。
ゾンビとホームセンター
ゾンビの群れが現れた時、どこに逃げるかと考えた場合ホームセンターを思い浮かべる方は多いと思われます。何せホームセンターはゾンビに対抗出来る武器になりそうな物が多く、ハンマーやバールなど工具類、スコップや鎌など農具類などといった物が数量ともに豊富という点がその理由と言えるでしょう。
板やトタンに針金やロープもあるためバリケードも造れます。店舗自体ガラス張りの事が多いですが、シャッターが設置されていればそれを降ろす事で建物の防御力も上がります。
しかし店舗は開けた市街地にある事がほとんどなので群れに包囲されやすく、救援がなければいずれジリ貧になりそうな気がします。
本作はこういったシチュエーションをテーマにした放置クリッカーゲームです。
ホームセンターに侵入するゾンビを撃退する
本作の主人公は帰宅中にゾンビの群れに襲われ、ホームセンターに逃げ込みます。逃げ込んだ先がホームセンターだったのはたまたま近くにあったのか、先述した様な考えからなのかは不明です。
逃げ込んだ後、一度は気を失っていた様で気が付いた所を、同じく逃げ込んでいたと思われる女性「クリス」から現状を説明されます。
しかしその最中ゾンビが店内へ侵入してきた為、主人公たちは店内にある物でゾンビを倒して行きます。


システム
先述した様に本作は放置クリッカーゲームで、放置しているだけで次々ゾンビを撃破して行きます。
放置ゲームはアプリが立ち上がっていないと進まないタイプとアプリを落としていても進行するタイプがありますが、本作は後者のタイプなので進めやすくなっています。
ゾンビ1体撃破ごとにNNというポイントが1増えていき、このポイントで新しいアイテムを入手したり合成して行きます。
ゾンビを倒してポイント稼ぎ、ポイントでアイテム入手、コンボで強化して撃破効率を上げてから放置というのが本作の基本的な流れと言えます。
ゲームが進行して行くと撃破数はインフレしていき、終盤には兆を超えます。

コンボ
コンボ(合成)は2つのアイテムとポイントを使って行います。当然ベースとなるアイテムを入手していなければいけませんが、レシピに記載されているのはアイテム名では無くややボカしたヒントとなっていますので、アイテムの説明などから当たりを付けて合成を試みて行きます。中には無理がありそうな組み合わせもあったりしますが、それはご愛顧というものでしょう。
そうして合成されて作られるコンボアイテ
ムは通常アイテムより効率良く撃破出来ますし、本作のストーリーは作成したコンボアイテムの数で開放されていく為必須となっています。


軽いノリで進んでいくストーリー
主人公がゾンビを撃破していく事で、ホームセンターの客からも主人公やクリスと行動を共にしていくキャラが出てきます。
いわゆる陽気な黒人キャラの「エディ」、ホームセンター店員の「アヤ」などといったキャラが登場してストーリーが進行して行きます。中にはゾンビ映画などでありがちな場面もあったりしますので、そういった部分を見つけていく事も出来そうです。
ゲーム的には夥しいというレベルでは無い大量のゾンビが大挙して押し寄せて来ている訳ですが、ストーリーはキャラグラフィックなどから感じられる明るい雰囲気そのままのノリで進んで行きます。単体ではミジンコ並みの強さなのかも知れません。
そしてストーリーが進行して行くと、何故これ程多くのゾンビが現れ、ホームセンターに押し寄せて来るのかという点も一応説明されます。
主人公たちとゾンビの戦いに決着は着くのでしょうか。


まとめ
本作は撃破数がインフレしていく放置クリッカーゲームですが、独特の明るい雰囲気ながらもストーリーが進行して行くのが印象的でした。
ただ終盤はコンボアイテムの作成に必要なポイントもインフレして行きますので、焦らず待てる方に向いているかも知れません。
ゾンビに狙われたホームセンターとそこにいる主人公たちの行く末を見届けるまで数日掛かるかと思われますが、焦らずプレイしていける方は如何でしょうか。
