総評: (5 / 10)
2003年 59分
目次
線路に佇む影
夜間、なにげなく電車の最前部から景色を撮ったビデオ。線路上に佇んでいる微かな人影を轢いたような映像が…。
感想
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投稿者が友人と一緒に地下鉄に乗った時の映像です。
車両最前から前方を撮っていた所、線路上に子供の上半身らしき影が見えたと言います。
投稿者たちは見えたと言っていますが、画面越しでは非常に薄く分かりにくかったと言うのが正直な所です。
公衆トイレ
心霊スポット巡りが趣味の投稿者。ホームレスが焼け死んだという噂のある公園の公衆トイレに真夜中投稿者が一人で訪れてビデオを回してみたところ、トイレのドアの下から無数の手が出てきている映像が撮れたという…。
感想
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呪いのビデオが好きで、自分でも心霊映像を撮りたくなった投稿者は、深夜ホームレスが焼死したと噂される公衆トイレを訪れます。
鍵の掛かった個室によじ登って入った顛末などが撮られた映像にはいくつももの伸ばした様な手が映り込んでいたそうですが、残念ながら非常に薄っすらとしているのか何度見ても分かりませんでした。
しかしこうやって採用されたのであれば、労力をかけた甲斐があったと言えるかも知れません。
エレベーター
何の変哲もないマンションのエレベーター。正面の窓ガラスに居るはずのない老人が立っていた。しかし、咄嗟に振り向いた時、その姿はなく…。
感想
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投稿者がかつて友人の父親が亡くなったエレベーターに乗った際の映像です。
エレベーターのガラスにカメラを構えた投稿者が映っていますが、その背後に男性の人影が映り込んでいるのが確認出来ます。
投稿者はその後背後を確認しますが、当然のように人影はありません。
はっきり映っているとは言え、ガラス越しでややボヤケているのがちょうどいいリアリティを感じさせてくれます。
曰くの物件
新しい部屋を探して不動産屋を巡っていた投稿者は、参考のためにビデオを撮ったという。その物件の一つに謎の人影が…。
感想
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投稿者が恋人と二人で、新居の物件探しした際の映像です。
不動産屋と訪れた物件は、良さそうな物件のようですが所々に御札があるなど怪しげな雰囲気が漂っている感もあります。
そして映像には枕棚に横たわった人の頭部が映り込んでいます。
ハッキリ映り込んでいますが、映っているのは一度だけなのでそう見える物体が偶々あったと言う事も無いでしょう。
またこの部屋の住人が続けて亡くなっていたと言う事も語られますが、映像のインパクトが強烈と言えます。
この映像は比較的知られている物では無いかと思われます。
謎の影
友人たちとわんこそばを食べる競争を撮影したビデオ。その中に不可解な黒い人物が…。
感想
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投稿者が東北地方へ旅行に行った際にわんこそばに挑戦した時の映像です。
カメラを向かいのテーブルに置いて撮影したのだそうですが、投稿者の後ろに黒い影が映り込んでいます。
ただ一分間で2秒だけ撮り、その異様な影が映っているのはワンカットの2秒のみと短いため見落としやすくなっています。
ランドセルの少女
ビデオを買った記念に友人の車でドライブに出かけ、ビデオをまわしていた投稿者。その中にランドセルを背負った女の子の後ろ姿らしきが霊が写っていた…。その霊の存在に、投稿者は子供時代に聞いたある噂を思い出すが…。
感想
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投稿者が彼女とある湖畔へ出掛けた時の映像です。
その場所は投稿者に取って馴染みの場所らしく、彼女に昔女子児童が行方不明になった事件について聞かせます。
そんな中、少し離れた岩場にランドセルを背負った女児らしき姿がハッキリ映っているのが見えます。
当然投稿者が語った事件との関連が考えられます。しかし自分の先輩が関与したとされる事件を怪談感覚で語って聞かせるのは如何な物かと思ってしまいますが、伝聞で聞いたのであれば仕方無いのかも知れません。
夜に現れる手
いびきの治療をかねて、自室で自分の睡眠状態を撮影していたビデオ。投稿者の首に謎の影が…。果たしてこれは病気が原因なのだろうか?
感想
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トラック運転手である投稿者が、運転中に眠気を感じるようになったため自分の寝姿を撮った映像です。
夜熟睡出来てないのでは無いかと考えての様ですが、居眠り運転してしまうと事故に繋がりますので職業上こう言った事もあるのかも知れません。
そして映像ですが深夜、投稿者は呼吸が止まりがちになり、睡眠時無呼吸症候群の様相を呈して来ます。
そんな中、投稿者の首に黒い手首らしき影が現れ、首を締めている様に見えます。
明らかに危害を加えようとしているという意味では恐怖感がある映像です。
廃線トンネル
友人たちと旅行に行った投稿者は、とある街道のそばで廃線のトンネル跡を発見する。興味本位で潜入したが、トンネルは行き止まりだった。しかし、その奥から女性の声が…。
感想
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投稿者が同じ廃線巡りを趣味とする友人たちと、ある廃トンネルを訪れた時の映像です。
投稿者たちが目的地に辿り着いた時には日が落ちて暗くなって来たようですが、廃トンネルへ進入したそうです。
トンネルは直ぐに行き止まりとなっていたため引き返しますが、その際に友人の一人が女性の声を聞いたと言い、映像にも音声が入り込んでいたのだとか。
映像には確かに女性の声に聞こえる音声が入り込んでいますが、最初は聞き分け難いという印象です。
しかし鉄道トンネル跡に女性の声というやや場違いな感じが不気味でもあります。
投稿者たちはこの後風邪を引きますが、女性の声を聞いた友人が入院に至り重体であると語られます。
まとめ
本作は映像の本数は少なめに感じますが、完全に外れと言える映像が無く比較的楽しめる水準で纏まっていると言えます。
作品自体にはこれと言った傾向も無く、特筆すべき点はありません。
お勧めの映像としては「曰くの物件」「ランドセルの少女」になるかと思われます。