総評: (6 / 10)
2005年 56分
目次
事故
投稿者Yさんは、とある公園で友人とお互いを撮影しあっていた。しかし、撮影に夢中になっていた友人は、うっかり車道に出たはずみに車に撥ねられてしまう。悲鳴と激しく混乱した映像の中、画面に紛れ込んだ不気味なものとは…!?
感想
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投稿者が職場の友人たちと公園に出掛けた時の映像です。
カメラを持ってきた投稿者は、友人の一人である撮影者にカメラを貸したところ事故に遭ってしまいます。
撮影しながら何気なく車道に出た撮影者は、車に三度立て続けに轢かれたそうで、衝撃音と共にカメラが回転する様は衝撃的です。
しかし運転手からは撮影者が見えていなかった模様ですが普通では考え難く、また現場は事故が多発していたようです。
車に轢かれてカメラが跳ね回るように回転する中、目玉の様な模様が一瞬映り込みます。
映像自体は衝撃的ですが、これは分かり難いと言えます。
夜の買い物
ほろ酔いで深夜のアダルト雑誌の自販機を眺めていた投稿者とその友人。おもしろ半分でその様子を撮影した映像には、身悶えるような、助けを求めるような、不可解な人物らしき影が写り込んでいた…。
感想
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投稿者が友人たちとほろ酔い状態で、夜の街を徘徊した時の映像です。
アダルト自販機の前で、商品名を読み上げていくというほろ酔いと思えない、理解し難い行動を取る投稿者たち。
ショーケースがハーフミラーで日中は商品が見えないようになっているそうですが、現在もこう言った自販機は残っているのでしょうか。
そしてその自販機の照明に人影が映り込んでいるようです。何か映り込んでいる事は分かっても、リプレイまで人影とは分かりませんでした。
新年鍋
家族で鍋物を囲む一家団らんの様子を撮影した映像。カメラで奥さんを撮影していた投稿者は材料の仕度を手伝うため、うっかりスイッチをONにしたままカメラを置いてしまう。その間テーブルの上で回っていたテープに映ったものとは…!?
感想
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投稿者一家が友人夫婦を招いて自宅で新年会を開いた時の映像です。
鍋を炊き、その脇に放置されたカメラと伏せられたボウルが置かれます。
するとボウルの表面に二体の黒い人影らしき物が映り込んでいます。
その人影は物欲し気に鍋を覗き込んでいる様にも見えますが、やがて立ち去って行きます。
なかなか味わい深い映像だと思います。
夜釣り
親子で夜間の釣りを楽しんでいた投稿者は、突然遠くに不気味な光を発しながら宙を漂う物体を発見する。凍てつく空気の中、慌てて向けたカメラに映っていたもの、それは海で亡くなった何者かの体の一部なのか…!?
感想
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投稿者が父親と二人で夜釣りした時の映像です。
水面に手の形をした光が浮かび上がり、親子もそれに気付きます。
しかし夜の海と言うことで映像は暗く、様子が分かり難いです。
責任・・・
先輩2人から強引に誘われ廃墟の探検に行ったKさん。廃墟を歩くうち、先輩の1人が突如意味不明な言葉をつぶやき始める…。後日その先輩は失踪してしまうのだが、廃墟で撮影された彼の背後にはあるものが映っていた…。
感想
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前後編に分かれている、本作のメイン映像です。
投稿者は職場の先輩二人に無理矢理廃墟探索に付き合わされたそうです。
そんな中、撮影者である先輩が責任と言う言葉をしきりに持ち出して投稿者に絡み、投稿者が困惑してから次第に苛立って行く様子が分かります。
そして撮影者が、階段を降りている投稿者を撮った際、投稿者の背後にスカートを履いた人影の下半身が映り込みます。
映っている時間は短い物の、ハッキリ映っている事もあって場違い感もあってインパクトはなかなかの物です。
自転車置き場
草野球の帰り、薄暗い自転車置き場に自転車を留めようとしていた投稿者。何気ない会話とともに撮影されたその映像には投稿者の背後に不気味に笑う女性のような影が映っているように見えるのだが…。
感想
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投稿者が草野球後、友人宅に立ち寄った際の映像だそうで、友人宅の自転車置き場で撮られた映像と思われます。
その自転車置き場の壁に、カメラを向いて笑う逆さまの女性に見えるそうです。
しかしその様にはなかなか見えず、投稿者の想像力が過剰な為にその様に見えてしまったと思わざるを得ません。
豪雪
遠方に外出した帰り、予想外の大雪に見舞われてしまった投稿者。すっかり深夜になってしまった山道のを走る車の中、フロントガラスに映る白い影…。しかもそれは一体ではなかった…!
感想
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投稿者は友人とドライブに出掛けた物の、予想外の大雪に見舞われて遅くなった帰宅中の映像だそうです。
街灯も無い真っ暗な道で真っ白な影が映りこんだそうで、確かに複数の白い人影に観える物が車の上を通り過ぎて行っているように見えます。
しかしかなりぼんやりとしていて分かり難く、モヤか何かの様にも感じられます。
トンネル
心霊スポットとして有名なとあるトンネル。それは完成目前になぜか工事が中止され、廃棄されたままになっているものだった。そこへ探検にやってきた投稿者たちのカメラは、薄暗い内部でいる筈のないものを捕らえてしまう…!
感想
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心霊スポット巡りが好きな投稿者が、友人たちとある廃トンネルを訪れた時の映像です。
その際にいるはずの無い不可解な人影が映りこんだとの事ですが、薄すぎて分かりませんでした。
ニューロシス
別荘に遊びに行った投稿者の女子高生とその友人は、近所の廃墟となった遊園地に探検に出掛ける。そこで2人は戦慄の体験をすることに…。そしてそれを収めた映像には、狂ったように泣き叫ぶ人の声が…!
感想
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投稿者が友人と二人で、廃墟となったテーマパークを訪れた時の映像です。
本作品のトリを飾る本影像は比較的有名な映像でもあります。
テーマパーク内の鏡張り迷路に入った二人ですが、薄暗い事もあってか程なく前後不覚に陥ってしまいます。
そんな中音声が入り込み、徐々に大きくなってきます。そしてどちらかが足を掴まれたそうで、その時異常に気付いた様です。
音声は投稿者たちにも聞こえているようで、二人が戸惑う内にも音声は大きくなり怒声と叫び声らしき音声が響き渡ります。
音声はやや年配と思われる女性の怒声らしき物と子供の叫び声らしき物が入り混じった物になっています。
声の主は親子に感じられますが、声の印象からすると親子にしても年齢差が大きい様に感じられます。
しかしこの声はインパクトが大きく、
状況の疑問や唐突感などは吹き飛んでしまいます。音声系の映像としてはシリーズ代表格の一角と言っても良いと思われます。
まとめ
ここ何作か平均的で振れ幅が小さめな印象でしたが、本作は久々に当たり外れが大きい印象の作品でした。
こういう作品がほん呪らしいと言えない事も無いと思います。
投稿映像以外だと演出補の藤屋敷、横田コンビが「責任・・・」の廃墟を探索しているシーンが印象的です。
腐りかかった床に穴を開けてしまう辺りは、良い味出していると思いますが、同時に何やっているのかと思わなくもありません。
そんな本作でお薦めの映像ですが「ニューロシス」「責任・・・」辺りは鉄板かと思いますので、「新年鍋」も追加でお薦めします。