【ほん呪】ほんとにあった! 呪いのビデオ #19【感想】

総評:4 out of 10 stars (4 / 10)

2006年 60分

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日曜日の公園

ビデオ撮影が趣味の投稿者は娘を公園で撮影していた際の映像。当日、公園には多くの家族連れがいたが、撮影者だけでなく誰一人その存在には気がついていない。実はその公園で過去に自殺があったというのだが…。

感想

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
不気味度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
奇妙度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
Average:3.8 out of 10 stars (3.8 / 10)

投稿者が家族で公園に出掛けた時の映像です。
子供が遊んでいる後方に宙に浮いた状態の男性らしき人影がハッキリと映り込んでいます。
この公園では首吊りがあったとの事だそうですが、浮いている人影にそういった様子は見られません。
一体どういった理由でこのように映り込んだのか気になる所です。

シリーズ監視カメラ レンタルビデオ

シリーズ監視カメラより。あるレンタルビデオ店の防犯カメラが捉えた幼い子供の足。店員の話によると、よくこのビデオ店を利用していた家族の子供が事故で亡くなったという。その子供の霊がさまよっているのだろうか…?

感想

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
不気味度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
奇妙度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
Average:2.5 out of 10 stars (2.5 / 10)

レンタルビデオ店に設置された監視カメラの映像です。
幼い子供の足らしき物が映りこんだという事だそうです。
しかし画面奥の通路に一瞬影らしい物が見えましたが、分かり難い上に足など身体の部位などは確認出来ませんでした。

御盆の夜

2年ほど前、投稿者がお盆休みで実家のある山形に帰郷した際に撮影されたビデオ。親戚一同が楽しげに語り合うなか、あるはずもない踏み切りの音が。取材班がテープを分析すると、その映像にはさらなる新展開が…!

感想

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
不気味度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
奇妙度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
Average:3.5 out of 10 stars (3.5 / 10)

投稿者がお盆に帰省し、実家で親戚たちと食事した際の映像です。
映像内では警笛が鳴り出し、画面左側に人魂のような物が現れます。
警笛については投稿者曰く付近に線路は無く、列車が走る時間でも無いとの事です。
人魂は小さい上に画面左端付近を漂っているため見付けにくい気がします。そして途中で人の顔が浮かんでいるようになるのですが、投稿者の祖父では無いかとの事でした。
警笛のインパクトはやや大きいですが、映像的には分かり難く地味に思えます。
余談ですが、映像内で印章に残ったのが、親戚の新妻を紹介していて「ショウコさんといって難しい字を書くんですが、中央線に吉『祥』寺という駅があって」難しくは無いのでは?と思ってしまいました。

子供の日

子供の日に家族や近所の人々が集まり祝っている様子をうつした映像。そんな彼らを羨ましそうに覗き込んでいる奇妙な影が確認できる。同封の手紙によると、その家に住んでいる女性には、ある悲しい出来事があり…。

感想

恐怖度:2 out of 10 stars (2 / 10)
衝撃度:1 out of 10 stars (1 / 10)
不気味度:3 out of 10 stars (3 / 10)
奇妙度:2 out of 10 stars (2 / 10)
Average:2 out of 10 stars (2 / 10)

こどもの日に親戚や近所の子供を招いてお祝いした時の映像です。
室内の様子を撮っている際に、障子戸越しに薄っすらした人影がゆっくりと動いています。
あまりにも薄いため、リプレイでアップされないと分かり難いと言えます。
また撮影された家には流産した女性がおり、水子では無いかとも言われていますが、その割には大きく、水子の霊は成長するものかとも思ってしまいます。

学生映画に映り込んだ怨念

ある大学の映画サークルで撮影された学生映画に映っている不可解な女性の霊。この映画は記録用にメイキングビデオも撮っており、同じ瞬間に収録されたそのビデオには、女性の影など全くうつっていないのだが…。

感想

恐怖度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
衝撃度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
不気味度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
奇妙度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
Average:5.5 out of 10 stars (5.5 / 10)

大学の映画サークルが撮影した映像に不可解な人影が映ったと言う物です。
その人影は赤い服を着た女性の様で、役者の背後にある電柱の陰にぼんやりと現れ、カメラの方を覗き込んだ後立ち去る様にいなくなります。
この女性は別々角度で撮影されたメイキング映像には映っておらず、両映像の比較もされます。
撮影現場付近にある公園は、昔女性が性的暴行受けた上に死亡するという事件があったのだそうです。
人影がその被害者だとすれば、タイトル通り怨霊と言っても良く、納得出来る程度の不気味さはあります。

パレード

投稿者が高校生の頃、広報委員として文化祭の宣伝のために近所の商店街をパレードしている様子を収めたビデオ。賑やかなブラスバンドと学生たちの行進の中に、足踏みをしていない奇妙な足がうつっているのだが…。

感想

恐怖度:1 out of 10 stars (1 / 10)
衝撃度:2 out of 10 stars (2 / 10)
不気味度:2 out of 10 stars (2 / 10)
奇妙度:3 out of 10 stars (3 / 10)
Average:2 out of 10 stars (2 / 10)

投稿者が高校生の頃、広報委員として文化祭の宣伝パレードを撮影した映像です。
パレード前方、画面左側に足踏みせず静止した足が映っています。
パレードを撮影しているだけあって、人が多く分かり難くなっています。
またその足の位置に人はいないとあり、確かにそう見えますが、人が多くて隠れている可能性などもありそうです。

シリーズ監視カメラ 人身事故

シリーズ監視カメラより。駅のホームに設置された事故防止用の監視カメラ。様子が普通ではない男性がホームをうろうろした後、そのまま線路に飛び降りる姿が!乗客たちは全く男性の様子に気がついていない様子だが…。

感想

恐怖度:1 out of 10 stars (1 / 10)
衝撃度:5 out of 10 stars (5 / 10)
不気味度:1 out of 10 stars (1 / 10)
奇妙度:5 out of 10 stars (5 / 10)
Average:3 out of 10 stars (3 / 10)

ある駅のホームに事故防止の為に設置された監視カメラの映像です。
ホームに男性が現れ、挙動不審な動きを取ったりします。
そして最終列車が到着した時、男性は線路に飛び降ります。
男性が飛び降りたにも関わらず、他の乗客は誰も気付いて無いのがアピールポイントの様ですが、作品の趣旨としてありなのかと思ってしまいます。

着信、続・着信

取材班のもとに送られてきた一通の手紙。そこには霊から着信があり、今も留守番電話にその声が残っているというのだが…?我々は、問題の着信が残る、とある岐阜の芸能プロダクションの事務所に出向くが…。

感想

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:1 out of 10 stars (1.0 / 10)
不気味度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
奇妙度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
Average:1.8 out of 10 stars (1.8 / 10)

本作のメインである映像(音声)ですが、前後編で語られる前置きが長いだけで内容はどうしようも無いといった印象です。
ある芸能事務所がタレントを売り出すため心霊物の番組を制作した所、事務所の留守電に入っていた女性の物らしき音声だそうです。結局番組はお蔵入りとなりDVDに収録した所色々あった模様です。
普通心霊物制作する時はお祓いとかしていると思っていましたが、視聴者への影響を考慮してお蔵入りというのが理解出来ません。挙句DVDに収録したら結局影響出ている訳ですが。
スタッフが音声の正体を突き止めようと、何故かタレントの霊視を元に取材した所、事故で死亡した女性がいたようです。
しかし事故について調査出来なかったとして追跡を断念し、事故現場とされる場所で手を合わせる様子を映した後音声が紹介されるのですが・・・
声が小さい事もあってか、何を言っているのか分かりません。
僅かにテロップが入った箇所だけそれっぽく聞こえますが、正直ただのイタズラ電話でもおかしくないといった印象を受けました。

まとめ

前回と比べて低調な本作は全体的にレベルが低めな映像も然ることながら、メインの「着信」が致命的に思えます。
インタビュー、調査パートは尺は長いですが冗長な印象を受け、最後に流される音声も意味不明というのが正食な感想です。
そんな中でお薦め出来る映像ですが「学生映画に映り込んだ怨念」のみです。