総評: (3 / 10)
2006年 60分
目次
焼け残った怨霊
あるいわくつきの廃病院跡へ行った投稿者たちは、そこでとんでもないものを撮影してしまう。それは生首がふわりと浮かび、こちらへ向かって来ているように思える。我々取材班は早速その現場を訪れたが…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
投稿者たちがある曰く付きの廃病院に、肝試しか何かで訪れた時の映像です。
火事で建物が焼け落ちてしまったという廃病院の焼却炉付近で、投稿者たちは懐中電灯を頼りに探索していましたが、その明かりの先に生首の様な物が現れます。
しかし周囲が暗い事もあってか分かり難く、リプレイのスロー再生で何とか認識出来た程度でした。
スタント
ある子供向け番組の収録中にうつった霊。アクションシーンのスタントをしていた投稿者は、さほど難しくないアクションシーンで失敗し、一歩間違えば死に至る大怪我を負った。そのテープを見直すと不可解な影が…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
投稿者がスタントマンとして参加していた、子供向け番組(戦隊モノ)を撮影中の映像です。
撮影中に何か映り込み、その直後投稿者はスタントで失敗し骨折したのだそうです。
その映像ですが、スタント現場に置かれた廃車のフロントガラスに顔の様な物が映り込み、廃車に飛び込む投稿者を睨みます。
その直後、屋根に落ちるはずだった投稿者は、屋根の縁に背中を打ち付けて落下すると言う非常に痛そうな有様となっています。
ただその顔らしき物は、薄い上に現れている時間も短い為、初見で見つけるのは難しいかも知れません。
私がもう一人・・・
友達と横浜に遊びに行った投稿者は受験勉強を頑張っている友人に向けメッセージビデオを撮影していた。だが、その映像の中に被写体であるはずのSさんと全く同じ人物が…。最初は他人のそら似だと思っていたが…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
投稿者が友人たちと3人で横浜へ遊びに行った時の映像です。
投稿者たちは受験勉強の為、一緒に来られなかった友人に向けてメッセージを撮ったのだそうです。
メッセージを撮り終え、投稿者たちが離れ始めると、画面中央奥にカメラ目線の人物が現れます。
この人物は一緒に映った友人と同じような顔立ちで、ドッペルゲンガー的な存在と捉えられているようです。
しかし映像が暗めなのと、表情や服装の違いから、同じ顔とすぐには分かり難くかも知れません。
暴力の理由
ある夜、我々のスタッフルームに女性が助けを求めて飛びこんできた。女性は夫から度重なる暴力を受け、それに耐えかね離婚を決意。裁判での証拠にするため、彼女はその様子を隠しカメラで撮影することにしたが…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
スタッフルームに現れた女性が持ち込んだ映像です。
投稿者は夫のDVに悩まされた結果、離婚を検討し、証拠とする為に室内にカメラを設置した所、夫に異様な物が映っていたのだそうです。
映像ですが、夫が投稿者に暴力を振るう際に、その顔に別の顔が重なっている様に見えます。
顔の上に別の顔が被さる様に現れると言うのは、Part5の「タイムカプセル」を思わせます。
スタッフが住居を移すように勧めたので、それに従った所暴力は収まったそうで、地縛霊の仕業だったというオチでしょうか?
お料理会
高齢者たちによる料理会の映像。投稿者は大学の映像サークルに所属しており、アルバイトということで祖父に頼まれ撮影をしていた。そしてその編集中、ある男性が使う包丁に不可解な影を発見したというのだが…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
投稿者は祖父に依頼されてアルバイトとして、お料理会の様子を撮影したのだそうです。
料理中使われている包丁に、男性の顔が部分的に映り込みます。
事前にナレーションで、包丁持つ手に注意して欲しいと言われますが、それでも分かり難いと思われます。
教育ビデオ
我々のもとに同じ内容の手紙が多数届いた。ある教育ビデオに不可解なものがうつっているというのだ。我々はこのビデオを制作した会社にコンタクトを試みた。だが会社はすでに倒産。そして意外な事実が判明して…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
あるヨガの教育ビデオの映像です。
この映像は調査パートに結構時間が割かれていて、制作中に資金繰りの悪化から制作会社の経営者が自殺し、その後倒産した模様です。
映像ですが、ヨガの解説をしている背景に何か映り込んでいるのは分かるのですが、これが横倒しになった男性の顔だそうです。
シリーズ監視カメラ 誰もいない会社に・・・
シリーズ監視カメラより。とあるビルの警備員をしている投稿者は監視モニターで不可解な影を発見した。誰もいない会社で動き回る影…。投稿者によるとそのビルで起きた奇怪な現象はそれだけではないという…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
あるビルに設置された監視カメラの映像です。
警備員が夜間巡回中、通路で懐中電灯を振ると、他に誰もいないにも関わらず壁に影が浮かびます。
しかし懐中電灯を振った、ごく短時間なので分かり難いと言えます。
添付された呪い
我々のもとにメールにまつわる体験談が寄せられた。ある少女の学校ではチェーンメールが流行していたが、その添付映像を見た者は不幸が起こったという。我々は映像を見ても無事だったと語る男性の元を訪ねたが…。
感想
恐怖度: | ![]() |
衝撃度: | ![]() |
不気味度: | ![]() |
奇妙度: | ![]() |
Average: | ![]() |
製作委員会に複数寄せられた、チェーンメールに添付されていたという映像です。
この映像は複数の投稿者にインタビューを行っていて、どうやらメールに添付された映像を見ると災難が起こるが、他人に見せると回避されるという、如何にも呪いのビデオといった代物の様です。
そして警告の後に流される映像ですが、母親らしき女性が、乳児を叩いたり揺すったりしています。
しかし泣き止まない乳児を持ち上げると頭部が無くなっていて、それにも関わらず泣き声は止まず母親らしき女性は逃げてしまいます。
画質の悪さで誤魔化している感はありますが、乳児を揺すったときの感じや、頭部が無くなっているにも関わらず出血していないなど、人形丸出しなのが残念な印象です。もう少しそれらしい映像なら良かったかも知れません。
まとめ
前回に引き続き低調なPart20です。
本作は前作と比べて、これだと言える映像が無いのが辛い所です。平均点では大差無さそうですが。
映像面以外だと本作では女性演出補が目立っている印象を受けました。
Part18でも女性演出補がインタビューなどを行っていた気がしますが、相手が黒狐だった事もあって演出補はあまり印象に残っていなかった気がします。
今回は特に「教育ビデオ」で女性演出補が調査や電話インタビューを行っていたのが印象的でしたが、「焼け残った怨念」や「添付された呪い」でも中心的に調査やインタビューを行っています。
しかし「添付された呪い」で実際に映像を見る事を男性演出補が行い、その少ない出番の結果か彼は事故で病院に運ばれてしまいます。
制作スタッフは大変な事になっていますが、映像的には見るべき所は少なく、お薦め出来るのは「私がもう一人・・・」くらいでしょうか。