2007年 60分
総評: (6 / 10)
目次
バンコク観光
投稿者がタイのバンコクへツアー旅行へ行った際の映像。歴史ある寺院の中に黒い壷が置かれている。煩悩の数だけあるという黒い壷。その一つの壷の中に不可解な白い顔のようなものが見えるのだが…。
感想
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投稿者がツアー旅行でタイのバンコクを観光した時の映像です。
映像の後半で壺が108個並んだ寺院を訪れた、投稿者が並んだ壺を撮りながら通ると、一つの壺から人の顔らしき物が出ているのが確認出来ます。
非常に分かりやすいですが、恐怖感などはイマイチな気がします。
セミナーキャンプ
大学生である投稿者が、夏休みにある山中のバンガローで開催されたセミナーに参加した際に撮影した映像。その中に明らかに参加者ではない女性の姿が…。この山は殺人事件が起こった場所でもあるという…。
感想
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大学生である投稿者が夏休みに、山中のバンガローで行われたセミナーに参加した時の映像です。
バンガロー内でセミナー参加者が自己紹介をしているシーンで、ある女性が自己紹介している時に脇にある窓を外から覗き込むようにしている女性らしき人影が見えます。
そして次くらいに男性が自己紹介してお辞儀をした際に、いつの間にか背後に忍び寄っていた女性らしき人影がハッキリ見えます。
明らかに人影が高速で侵入したとかいった話ではありませんので、結構なインパクトがあると思われます。
湯灌(ゆかん)
投稿者は友人らと遊んでいるところをデジカメの動画モードで撮影したという。酔っていた投稿者はふざけてメイクをほどこしてもらっていた。そのメイクをしていた女性が交通事故に遭ったというのだが…。
感想
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投稿者が友人カップルと遊んでいる様子を撮った映像です。
酔っていた投稿者はふざけて、友人の彼女である女性に化粧して貰っていたのだそうです。
その際脇にあるテーブルの下に女性らしき人影が横たわる様に映り込んでいるのが確認出来ます。
インパクトは特段大きい訳ではありませんが、ハッキリ映り込んでいます。
化粧している女性が映像を見た際に、葬儀社で死化粧の仕事をしている時に見た遺体を思い出したのだとか。
その遺体は事故で即死した女性で、損傷が激しく吐くなどして、そのまま辞めてしまったそうですが、無理も無いのではという気はします。
事故死した女性は、自分に施さなかった化粧を投稿者に施しているのを見て出てきたとでも言うのでしょうか。
廃屋の住人
廃墟探検を趣味とする投稿者が廃墟探索の帰り道に偶然見つけた廃屋で撮影した映像。今はもう取り壊されてしまったというその廃屋で、投稿者は背筋も凍る恐ろしいものを2つも撮影してしまう…。
感想
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廃墟探索を趣味とする投稿者が、廃墟探索の帰りに偶然見付けた廃屋を探索した時の映像だそうです。
映像の暗さから見て夜では無いかと思いますが、そんな状態で廃屋を探索する投稿者。
一人でこんな事出来る神経は凄いなと思って見ていると、ミイラ化した遺体を発見してしまい、慌てて来た方向を戻っていきます。流石に遺体を前にして平静ではいられなかったのでしょうか。
投稿者が廃屋から抜け出す際、右側にミイラ化遺体と同じような格好の人影が横たわっているのが見えます。
こちらは映っている時間は短いですが、そうでなくてもある意味衝撃映像の様相を呈していますので、それ程気になりません。
合唱
結婚を控えていた男性の投稿者が家を整理していて見つけた映像。中学生の時、校内で行われた合唱コンクールの模様を収めたものである。ある女生徒の背後にもう一人の彼女の姿が残像のようにうつっており…。
感想
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投稿者が実家を整理していた時に見付けたビデオテープに収められていた、中学時代の校内合唱コンクールの映像だそうです。
割と定番な曲と思われる「大地讃頌」を合唱している様子が映っていますが、その中に映るある女生徒の背後に、青褪めた同じ女生徒が映っています。
背後に映る女生徒は別の内容を歌っているとも見られているようですが、そこまでは分かりませんでした。
この女生徒は高校入学前に病没したそうで、結婚を控えた投稿者は、かつてこの女生徒を思いを寄せていたのだそうです。
結婚前に今は亡き少女に思いを馳せようとしていたのかも知れません。
そんな事を考えてしまうような映像でした。
シーソー
高校生の投稿者が恋人と深夜の公園でデートをしている様子を携帯電話で撮影した映像。普通ならば微笑ましいはずの映像に不気味なものが…。シーソーに座っている女性の反対側に首のない少女の姿が…。
感想
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高校生の投稿者が彼女と深夜の公園でデートしている様子を携帯で撮影した映像です。
高校生で深夜のデートを投稿するってどうなのかと思ってしまいますが・・・
深夜の公園でシーソーに腰掛けて投稿者と会話する彼女。その後ろ、シーソーの反対側に人影がいるのが確認できます。
首の無い少女との事ですが画質が悪いのと手ブレが酷いため、その様には見えませんでした。
オークション、続・オークション
大学卒業を控えた投稿者が、親しい友人と自宅でお別れ会をした時の映像。冷蔵庫に氷を取りに行った際、扉を開けるとそこには不可解な子供の顔が…。その冷蔵庫はネットオークションで買った中古品だという…。
ネットオークションで購入した冷蔵庫の中にうつっていた子供の霊について調査していた我々は出品者を突き止め、その冷蔵庫のもともとの持ち主の名前を知る。その持ち主はある不幸な事故で我が子を亡くしていた…。
感想
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卒業を控えた大学生である投稿者が同じ大学の友人たちと、自宅でお別れ会を催した時の映像です。
その際に投稿者宅の冷蔵庫に子供らしき人の顔が映り込んだのだそうです。
投稿者は冷蔵庫をネットオークションで購入したそうですが、ネットオークションとは言え購入品に憑いている可能性があるとは普通思わないでしょう。
スタッフが調査を開始し、冷蔵庫の出品者から以前の持ち主に関する話を聞くものの、前の持ち主とは連絡が取れません。
そこで前の持ち主が以前勤めていた会社の同僚から話を聞いた所、妻を病気で亡くした事や子供が冷蔵庫に誤って入って亡くなったと分かります。
しかし前所有者が以前住んでいた住居の周辺で聞き込みを行った所、前所有者が子供を虐待していた疑惑が起こしますが、真相は分から仕舞いとなります。
そして映像です。
飲み会を行っている最中、投稿者が氷を取ろうと冷蔵庫へ向かいます。
投稿者が冷凍庫を開けると、そこに逆さになった子供らしき顔がハッキリ映り込みます。この部分は短めですが思ったよりハッキリと映り込んでいます。
撮影者は顔に気付いてカメラを逸しています。
ただ事故で入ったのか、虐待で入れられたのか分かりませんが、冷凍庫に入る子供は乳児くらいでは無いかと思ってしまいます。
もっとも同じ機器なら冷蔵でも冷凍でも関係無いという可能性もありますが。
映像的には短いながらもハッキリ映っていてそれなりに見られるものになっています。
シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム
日々業務を行っている呪いのビデオ製作委員会スタッフルーム。これまでも数々の不可解な現象が起こったが、ここ最近、新たな心霊現象が起こり始めた。それはパート24のダビング映像に端を発しているようだが…?
感想
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本作のシリーズ監視カメラはまさかのスタッフルームです。
スタッフルームでは以前から不可解な事が起こっていたようですが、今回の事はPart24の『ダビング』が影響していると見ているようです。
スタッフルームにいる菊池演出補が入り口に向かい、その時窓に女性らしき人影が窓の外を通り過ぎる様子が映っています。
窓の外を通り過ぎる人影はハッキリ映り込んでいますが、スタッフルームがあるのは三階である事が映像に先立って窓からの様子が映されています。
まとめ
本作は前作に比べると見劣りするものの、平均より見応えがある物となっています。
明らかに分かり難いのは『シーソー』くらいで、それ以外は平均程度からそれ以上と言えます。
ただシリーズ監視カメラがスタッフルームなのはネタ切れなのかどうか気になる所ではあります。
そんな本作のお薦めは『セミナーキャンプ』『廃屋の住人』になります。