2012年 約80分

目次
13年の呪い
製作委員会発足から丸13年を迎えたスタッフの元にビデオカセットと「降旗祐介が亡くなりました・・・」という内容の手紙が添えられ送られてきた。そのホーム・ムービーのような映像には老婆のような顔が映っていた。しかし、これが13年の時を越える全ての始まりだった…。
感想
スタッフルームに降旗祐介の父と名乗る人物から「降旗祐介が亡くなりました」という内容の手紙が同封されたテープが送られてきます。
スタッフルームにいるメンバーは名前に心当たりは無いものの、テープに収められた映像を確認します。菊池が古いホームムービーの様であると感想を述べます。
そしてデータベースを調べた川居が降旗祐介は13年前に投稿した人物であると告げます。しかし投稿についての詳細は未採用の為詳しい事は分からない様です。
ここまででスタッフルームの主要メンバーに出番が作られている印象です。横田は喋りませんが。
そして降旗氏が投稿したテープを倉庫から探し出すも、テープには「視聴厳禁」という文字が記され、ただならぬ雰囲気です。
そこで当時を知る人物という事で、初代演出でナレーション担当の中村が登場します。本人が登場するのは大分久しぶりの事でしょう。
中村が言うにはこの映像は製作委員会結成間もない頃に送られて来たそうです。映像を確認後、降旗氏にインタビューの為か連絡を取りますが、翌日怪我で入院したと連絡があった為、電話でのインタビューになった模様です。
降旗氏が言った所によると、映像は降旗氏が子供の頃住んでいたアパートで撮った映像だそうです。
しかし撮影して間もなく両親が離婚し、降旗氏は父親に引き取られ、母親や弟と連絡が取れず、更には不可解な事故に見舞われる様になったそうで、正に踏んだり蹴ったりと言うしかない有様と言えます。
その後映像を編集しようとした所、降旗氏の父親から電話があり、降旗氏が病院の屋上から転落したが一命は取り留めた事と、映像を再生せず採用もしないで欲しい旨の連絡を受けていたそうです。
そして入院した事故の時間も映像を見ていた時間で、屋上から転落した時間は言うまでもなく編集の為に再生を複数回行っていた為、映像を再生する度に降旗氏に災いが降りかかると判断し、採用を見合わせて映像も視聴厳禁としたそうです。
その後スタッフは当時の記録から連絡先を探し出すも繋がらず、当時降旗親子が住んでいた家も更地になっていました。
更に興信所に依頼して調べて貰った所、降旗氏の死亡届が一年ほど前に提出されていた事が判明したそうです。
そこで投稿者である降旗氏が亡くなっているのであれば問題ないという判断か問題の映像が流されます。
映像感想
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家のリビングと思しき場所で赤ん坊を抱いている母親と男の子が映っています。
男の子は降旗氏で、他は後に連絡が取れなくなったという母親と弟でしょう。
この時点で映像内にて目を引くのは中央に映る、カーテンが少し開いた窓でこの時点で窓に映ることは察する事が出来ます。
やがて窓の外を、半透明の捉えどころのない何かが横切り、その直後老婆らしき顔が覗き込む様に映り込みます。
最初に映った存在は正体不明ですが、その後の老婆などははっきり映っていてなかなか不気味な映像と言えます。
ただこの映像がどうしてここまで凶悪とも言える呪いを持ったのかは分かりかねる印象です。
警官人形
投稿者が友人達とドライヴをした帰り道で撮影された映像。夜明け前、自宅へと車を走らせていた時、助手席の女友達が突如、叫び声をあげた。道路脇に立てられた警察官の人形が、すれ違いざまに首を傾け動き出したように見えたのだと言うのだが…。
感想
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投稿者は友人たちとドライブしていたそうです。その帰り道に助手席に座っていた女友達が突然叫び声を上げたかと思うと、道路脇に建っていた警官の人形がこちらを向いたと言い出した為持っていたカメラで撮影を開始したとの事です。
近くのコンビニ駐車場に車を止め、連れ立って警官人形を見に行く投稿者たち。
友人の一人がやたら高いテンションで人形に話しかけたりと悪ふざけとも思えるような行動に出ます。傍から仲間と思われたくない様なタイプの人種といえるかも知れません。
そして警官人形の背後にあった馬頭観音に興味を持つ投稿者たち。
それから投稿者が再度警官人形を何気なくといった様子で撮っていると、何やら声が聞こえ、投稿者が警官人形の頭部にカメラを向けると頭部が分身したように映り、一方の顔は薄れてもう一方はカメラを睨みつけるような形相となっています。
映像としては一目瞭然と言えますが、恐怖感などはまた別問題という気もします。
アフンルパロを視る女1
投稿者の男性が友人とお酒を飲んだ際、撮影した携帯電話の映像。同封の手紙によると、その日、彼らは酔った勢いにまかせ路上に座っていた女性をナンパしたのだと言う。取材班は映像に映るその女性を見て、半年前に突然スタッフルームに現れた女性と同一人物であることに気づく…。
感想
投稿者が友人たちと飲み会していた時の様子を携帯で撮影した映像に纏わるエピソードで、本作のメインパートに当たります。
映像には投稿者たちがナンパしたという女性が映っていましたが、その女性はスタッフルームに現れた事があるのだとか。
岩澤が女性の対応したという川居に話を聞きますが、何でも川居がスタッフルームで独りで作業している時、ノックなども無しに入ってきていたとの事です。このスタッフルームは相変わらず施錠も無しで不審人物に入られ放題な様です。
その女性は酔っている様に見え、ブツブツと呟いていて「私じゃ無いんです」と言っている様だったとに事です。
しかしその後河合が電話している間に出て行かれてしまったのだとか。
続いて菊池が投稿者に話を聞いている場面となります。
投稿者たちはその日の飲み会で店を移動している時、路上に座っていた女性を酔った勢いでナンパしたのだそうです。
飲み会の席に女性が加わり投稿者たちは浮かれたのか、場を盛り上げようとしたのだそうです。しかし女性は投稿者たちと会話が成立しないどころか、友人の一人に対して「近いうちに死ぬ」と言ったのだとか。飲み会の席でこんな事言われたら場が白けそうな気がしますが、投稿者たちの胸中は如何なものだったでしょうか。
飲み会がその後どうなったか詳細は語られませんが、女性に死の宣告を告げられた友人はその1ヶ月後、仕事中の事故で亡くなってしまったそうです。
そして飲み会での言葉を思い出した投稿者が映像を見返した所、顔の様な物が映り込んでいる事に気付いたそうです。
また映像が撮られたのは3ヶ月前の事で会ったのはその一度切りだそうです。
菊池が連絡先を知っているか尋ねた所、知らないとの返答でした。ナンパして連絡先も聞けずという残念な結果だった様ですが、女性の様子を聞く限り無理もないといった所でしょうか。
映像感想
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女性が出没した際の、スタッフルーム監視カメラの映像です。
スタッフルームに入ってきた女性は、川居が見ている前で倒れ込むような勢いで着席します。
その頃から映像に何かが瞬間的に映り込み、その後も断続的に映り込みます。
ただ映り込んでいる物はまだら模様の閃光ですが、分かり難いですし閃光のみでは印象が薄いとも思えます。
その後女性の対応していた川居が電話している間に、女性は出ていくと閃光は映らなくなります。
また川居が松葉杖をついている事からPart48~49の事と思われ、実際に半年前の事だそうです。
投稿者の映像が撮られたのは3ヶ月前で、少し隔たりがあります。
そしてスタッフは投稿者友人の死と女性は関係があるのではと調査を行うことにします。
河原の狂気
大学時代のサークル仲間と共にとある河原でキャンプをした際の映像。夜、仲間とお酒を飲んでいると、突然、友人の男性がふらふらと河の中へと入って行く。男性が不可解な行動をとる直前の映像を見ると、彼の首がまったく別の人物へと変化しているのが見てとれるのだが…。
感想
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投稿者が大学時代のサークル仲間と一緒に河原でキャンプした時の映像です。
談笑していた所、メンバーの1人であるオレンジシャツの男性が入水しようとしていた為、慌てて止める場面に始まり遡って問題の場面という構成になっています。
そして問題の場面は飲食しながら談笑していますが、食事という訳でも無さそうです。
ここでは普通に飲食していたオレンジシャツの男性ですが、その直後にはぼーっとした様子となり、一時的に老人の様な顔になっています。
いくらか気味の悪さを感じる映像という印象です。
アフンルパロを視る女2
投稿者によると、映像に映る女性はその日一緒だった友人に対し、不吉な予言を残したのだと言う。そしてその一ヶ月後、彼女の予言通り友人は不慮の事故で亡くなってしまう。取材班はその女性の行方を追うべく投稿者達が彼女をナンパしたという場所を訪れることにした…。
調査パート感想
メインパート2回目です。
岩澤たちは投稿者たちがナンパした女性である押野さん(仮名)の行方を探す事にし、投稿者たちが押野さんと出会った場所の周辺で聞き込みを行います。
その結果風俗店で働く男性から話を聞くことになります。
男性によれば、押野さんは周辺では有名な風俗嬢だったそうで、その周囲には死や不幸の話が多かったそうです。それだけならたまたまでは無いかという気もしますが。
そして本人も霊的な物が見えている様子で情緒不安定だったりといった事から、1つの店にいられず、店を転々とした挙句路上で売春紛いの事をしていたと言います。
どうやら良くない意味で有名だったという事でしょうか。
そして押野さんはブログをしていたそうですが、最近更新されていない為、殺されたのでは無いかという噂があったそうです。いわゆる生存報告が無い状態だったという事でしょうが、そこで事故や病気でなく殺されたという噂になるのはあんまりな話では無いでしょうか。それとも何者かに命を狙われてもおかしく無い理由でもあったのでしょうか。
そして男性は2、3ヶ月見なかった為、ある店の女性から押野さんの連絡先を聞き出して掛けてみたそうですが、使われてない状態だったと言います。
この女性と言うのは元同僚という事でしょうか。
ここまでの話で男性と別れ、スタッフルームに戻った岩澤たちは押野さんのブログを確認します。モザイクが掛かっている物のロゴからアメブロと分かるブログですが、3ヶ月近く更新されていなかった模様です。
そしてブログの過去記事を調査していたスタッフですが、菊池が2年前のある記事に着目します。
それは押野さんが帰省したという時の記事で北海道であるという事と特徴的な岩がある海岸の写真が載っていました。
そこでスタッフ一同、北海道に調査の為に向かう事にして、映像が紹介されます。
映像感想
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今回は投稿者からの投稿映像となっています。
投稿者たちが押野さんをナンパした後の飲み会にて撮った映像です。投稿者たちが盛り上げようとしている最中、押野さんが不意に笑い出します。そしてそれが収まったかと思うと沈黙したようになり、映像もフリーズします。
しかもフリーズに際して残像が映り、映像が動いて残像が消える時に一部消え残りが投稿者友人の傍に顔の形となります。
一番肝心なのは顔らしき物が映る所だと思われますが、初見だと少し分かり難い印象でした。
貸切風呂
友人やその恋人と共に関西地方にある温泉宿に宿泊した際の映像。投稿者はお酒に酔った勢いからふざけ半分に貸切風呂内でビデオ撮影をする。裸になって湯船の中ではしゃいでいると、その中に不自然な何者かの上半身が現れ、ゆっくりと投稿者に近づいて行くのだが…。
感想
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投稿者女性が友人やその彼氏らと、関西地方の温泉宿で宿泊した時の映像だそうです。
投稿者たちは酔った勢いで貸切風呂にビデオカメラを持ち込んで撮影したのだそうです。
どうやら男女2名ずついるように見えますので、2組のカップルで宿泊していた物と思われます。
投稿者たちが酒を飲みながら浴槽に使っている様子が撮られていますが、浴槽内に薄っすらとした両腕が現れ、投稿者に近づくと投稿者の腕や肩などに赤黒い斑点らしき物が現れ広がって行きます。
ただこの両腕が薄っすらとしている上に浴槽内お湯の中に現れる為、初見では分かり難いと言えます。
不気味な置物
西洋の置物と思われるアンティ-クの人形を同じ位置から延々と撮影し続けた、一見、何の変化もない映像。だが、早送りしてその映像を見てみると人形の目と口元が明らかに動き出し、その表情が変化していくことが確認できる…。
感想
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西洋置物を同じ角度で延々と撮った映像です。
投稿者が言うには震災で損壊した実家の蔵に入っていたタンスから出て来た、8ミリフィルムに収められていた映像だそうです。
ラベルには父親の字で1990年5月と記載されている事から、投稿者の父親が撮った物と見られる様です。
もっとも定点で撮影しているのなら三脚などに設置して撮ったのでしょうが。
また撮影者と見られる投稿者の父親は撮影した翌月に事故死しているのだそうです。
そして置物について、投稿者は幼い頃実家で見たものの、現在は家族も知らない事から父親が撮影後処分した物と見ている様です。
撮影した翌月に亡くなっているのであれば、撮影して間もなく処分したと見た方が良いでしょう。
映像ですが、実際は1時間程度の物を60倍速で再生して紹介している為、約1分と言う事になります。
そしてその間に置物の表情が変化していて、口元は僅かに笑みを浮かべるような形になり、さらにカメラ目線になっています。
徐々にこちら側に視線を移しているという事もあって、非常に気味悪いという印象です。
アフンルパロを視る女3
調査の過程で彼女のブログの存在を知った我々は、その中に地元についての記述を発見する。それは北海道の港町らしく、早速、手掛かりを求め現地へと向かう。ブログにあった場所を探し出し周辺の聞き込みをすると、彼女はアイヌの家系でイあった、という情報を得るのだが…。
調査パート感想
空路にて北海道に到着したスタッフ一同はまず押野さんのブログに載っていた海岸へ向かいます。
特徴的な岩がある海岸ですが、地元民もあまり立ち寄らないのだとか。
この周辺に押野さんの実家があるのではと期待する岩澤ですが、川居が前もって電話帳を調べた所周辺に該当する名字の家は無かったとの事です。簡単に手掛かりが出て来れば苦労しないと言った所でしょうか。
そして海岸周辺の住宅地で聞き込み調査を開始するスタッフ。しかし期待に反して全く情報が出て来ません。それどころか誰もが何か隠しているような不穏な雰囲気を感じたそうで、それはいくら何でも考え過ぎだろうとこの時点では思っていました。
やがて何の成果も得られないまま調査3日目の多分未明でしょうか。苛立ちからか岩澤と川居が衝突します。岩澤はともかく、川居がやや感情的になっているのは珍しいかも知れません。
そしてそんな二人に構わず調査へ出て行く菊池。出歩いている人は殆どいなさそうな雰囲気で、体よくギスギスした雰囲気から抜け出したのかと思ってしまいます。
しかし深夜になって聞き込みに限界を感じた頃、菊池から情報がもたらされます。
それは押野さんを知る人物を発見したという物です。とりあえず北海道まで調査に来て空振りという事態は避けられた模様です。
早速地元住民で押野さんの同級生だという男性から話を聞きます。
男性によれば、押野さんは小学生までこの地域に4人家族で住んでいたそうですが、15年前に家が火事に遭い母親と二人だけが助かったそうです。
押野さんの家はアイヌの家系で学校でイジメを受けていた事から、放火疑惑があったそうで、そういった理由から周辺住民は話したがらなかったのでないかと言います。
火事の原因は分からなかったという事でしょうか。
押野さん母娘は火災後付近の市営住宅に住んでいたそうですが、半年ほどで他へ引越して行った様です。押野さん自身も火災後は登校せず海岸近くにある洞窟で1人遊んでいたそうです。何でもその洞窟付近は波が高くて危険と言われていたのだとか。
しかし押野さんのその後を考えると、火災を境に人生が暗転してしまったのでは無いかと思います。
また押野さんは火災以前からイジメを受けていた訳ですが、男性はそのキッカケも教えてくれました。
それによれば、学校で友人の1人が幽霊が映ったビデオテープを持ってきたそうです。友人たちでビデオを見る事になったそうですが、押野さんがそのビデオは呪われているから見ない方が良いと言ったそうです。
そして数日後、ビデオテープを持ってきた友人が海岸で溺死した事により、押野さんを気味悪がる様になったのだとか。この流れだとイジメというのも無視されたとかそういった事でしょうか。
ここまで聞いたスタッフ一同は、投稿者友人の死に押野さんが関与していたという考えを変えたようです。考えを変えた根拠は述べられていませんが、他人に関与や干渉出来るような人物ではないと捉えたとかでしょうか。
またアイヌの伝承では誰にでも憑神と呼ばれる存在がおり、ここまでの映像に映ったのは押野さんの憑神では無いかと考えた様です。
そしてスタッフ一同は深夜にも関わらずそのまま洞窟に向かいます。洞窟は最初に訪れた海岸付近だった様です。
洞窟前には解説板が設置されていました。雰囲気からして割と最近設置した物と思われます。
解説板には「アイヌ伝承の洞穴『アフンルパロ』」と記されていて、最後でタイトル回収したといった所でしょうか。
解説板によれば、この洞窟はあの世の入口と言い伝えられているそうで、『アフンルパロ』もアイヌ語であの世の入口を意味する様です。
その後も調査を行うも進展無く、母娘はこの土地から札幌へ引越した事と、母親は5年前に亡くなった事が分かった様です。
東京へ戻って編集作業を行なったスタッフですが、その際菊池がある発見をします。
それはスタッフルームの映像に映った閃光を繋ぎ合わせる事が出来るのでは無いかという物でした。そこで閃光の画像をプリントして広い場所で作業を行なった所、アフンルパロ入口とその前に立つ岩澤たち3人と思しき人影が映っていました。
そしてアフンルパロを訪れた際の映像にも不可解なモノガ映り込んでいたとして、映像が紹介されます。
映像感想
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アフンルパロ前で撮影している岩澤たち。
岩澤がアフンルパロ内部から菊池へカメラを振った際、球形の飛行体が映り込みます。
しかし言われないと分からない程度に地味な上、見た目にはただの飛行体なので印象は薄いと言えます。
呪われたホーム・ムービー
北海道でインタビューに応じてくれた男性からビデオテープが送られてきた。現在も呪われたビデオテープを所持している友人がいたのだと言う。取材班はこの映像を見た三日後、取材先で追突事故に遭遇したのだが…。
感想
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本作最後の最後に紹介される映像は、かつて押野さんが気味悪がられるキッカケとなったビデオテープをダビングした物だそうです。
押野さんの同級生男性が送って来た物ですが、久々の警告あり映像となっています。
映像はタイトル通りホームムービーといった雰囲気で、公園で遊ぶ親子が映っています。
最初はブランコで遊んでいましたが、やがて球形の遊具(グローブジャングルと言うらしいです)で遊びます。
すると画面下方から顔らしき物が現われたかと思うと、映像がフリーズして終わります。
容易にお分かり出来る映像とはいえ、リプレイに際してナレーションが無いのは異様に感じます。
まとめ
Part50となった本作ですが、一つの節目を意識したと思われる製作委員会立ち上げ直後まで遡るエピソードや回数多めのメインパート印象的な回となっています。
しかし映像面では全体的に振るわない印象を受けました。
特に3回あるメインパート『アフンルパロを視る女』の映像が総じて微妙ということがあります。
このメインパートのストーリー自体は悪くないため、映像が残念だったと言えます。
そんな本作のおすすめですが、不気味さが印象的な『不気味な置物』とメインパートの延長線上である『呪われたホーム・ムービー』が挙げられます。