【ほん呪】ほんとにあった!呪いのビデオ82【感想】

2019年 約63分

5.5 out of 10 stars (5.5 / 10)
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ナイトサファリ

とある地方のナイトサファリの映像。投稿者は、専用バスの窓からスマホを使って夜に活動する動物達の様子を撮影したという。その映像に、園内にいるはずのない“モノ”が映り込んでいた…。

インタビュー

投稿者が友人と一緒に、ある地方のナイトサファリに参加した時の映像だそうです。
投稿者が言うには、大学の友人達とロッジに行った際、その付近にサファリパークがあったのでナイトサファリに参加したとの事です。
そして乗ったのはその日最終のバスで、観光客が大勢乗っていたとだそうです。

映像

投稿者が車内からスマホで撮影した映像だそうです。ライオンを撮っている際、付近に頭部の無い人影が映り込みます。
またライオンが乗っている台の下に何やら現れますが、どうやら横倒しになった人の頭部の様です。
人影がハッキリしていてそちらが非常に分かり易い映像と言えます。

恐怖度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
衝撃度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
不気味度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
奇妙度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
Average:5.3 out of 10 stars (5.3 / 10)

佇む者

ライダーの男性が撮影した映像。女性が雨の降る中、傘も差さず俯いて沿道に立っている。横断歩道を渡る気配もない、不可解な様子の女性の姿。一見、普通の通行人にも思えるのだが…。

感想

投稿者がヘルメットにカメラを装着してバイクでツーリングに出掛けた際の映像だそうです。
ツーリング仲間と別れて帰路についた投稿者は、日が暮れて雨の中走行しています。
しかしその経路で同じ姿をした女性らしき姿が何度も道端に立っている姿が映り込んでいます。
これは投稿者も気付いた様子を見せますが、直後眼前に現れたため、バイクは横転します。
事故を誘う様に現れるため恐怖感は高めと言えそうです。

恐怖度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
衝撃度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
不気味度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
奇妙度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
Average:5.5 out of 10 stars (5.5 / 10)

静止する身体 前編

投稿者の女性が友人の家を訪ねた際の不可解な映像。カメラを向けられた友人の女性の動きが静止し、どこか一点をただ見つめているのだ。投稿者はそれに気づかず会話を続けているのだが…。

映像

投稿者女性が友人宅を訪れた際に撮った映像だそうです。友人と投稿者が会話していますが、そんな中お互いを撮りあったりしている中、友人が椅子に座って俯いた状態で映ります。
そんな状態ながら投稿者と友人が会話している音声が流れています。カメラは動いているため、少なくとも静止画では無い模様です。
この時点では霊的なものという判断しかねるものの、何とも奇妙な映像と言えます。

恐怖度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
衝撃度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
不気味度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
奇妙度:6 out of 10 stars (6.0 / 10)
Average:4.3 out of 10 stars (4.3 / 10)

調査パート

KANEDAたちはスタッフルームで投稿者「三橋」さんから話を聞きます。三橋さんによれば、中学からの友人に自宅へ招かれた際にスマホで撮影した映像だそうです。
さらに撮影した時に不審な点は無かったそうですが、友人はその時体調が良くなかったらしいという事が分かります。
そしてその友人からも話を聞けないか確認し、三橋さんは話してみるといって了承します。

後日、三橋さんの友人である「磯貝」さんにも映像を見せて話を聞きます。磯貝さんは映像の状態に心当たりは無いそうで、驚いているという事ですが、心当たりが無ければ当然の事と言えます。
そして当人たちは撮影している時、普通に会話しているだけだったと言います。
KANEDAはこういった映像は初めてのケースなので戸惑っていると話しますが、そういった事を三橋さんたちに話しても不安がられるのではと思ってしまいます。
それに対し三橋さんが、こういう映像は撮ろうと思って行わないと撮れないのではと話します。
それを受けてかKANEDAは、この件に関して調査を進めると話して、2人との話し合いを終えます。

演出補中田が映像内に別の事象を発見したらしく、それが紹介されます。
それは磯貝さんが動かなくなった後、後方に映るドアのすりガラスに影が映り込んでいると言いますが、初見では分からない様なものとなっています。
またこの時磯貝さん宅には2人しかいなかった事も確認済だそうです。
そういった話をしている時、KANEDAの電話がなります。なんでも三橋さんと磯貝さんをインタビューした時に回していたサブカメラにも不可解な現象が映っていたと言います。
そしてそのサブカメラの映像でも、磯貝さんが静止して映っているのが紹介されて続きます。

初日の出

今年の正月、関東地方に住む男性が夫婦で、とある山の神社に初詣に行った際、高台で撮影したという映像。投稿者のカメラが高台の下の方を映した時、ケロイド状に爛れた顔が写りこんでおり…。

感想

投稿者夫妻が正月に、ある山中にある神社へ初詣に行った際、高台から撮影した映像だそうです。
投稿者が下方向にカメラを向けた際、柵越しに顔らしきものが映り込んでいるのが確認出来ます。
映り込んでいるのがハッキリ分かりますが、やや短時間なのが惜しい所と言えそうです。

恐怖度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
衝撃度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
不気味度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
奇妙度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
Average:4.3 out of 10 stars (4.3 / 10)

何を呼ぶ

投稿者の男性が恋人ととある温泉旅館へ行った際の映像。仲良く卓球に興じるカップルの後方の窓に青白い少女の姿が…。スタッフは、とあるWEBサイトでこの地域に関する気になる記述を発見する。

インタビュー

投稿者男性が彼女と一緒にある温泉旅館へ行った際の映像だそうです。
何でも記念として撮影した映像だそうで、旅館内で卓球している場面です。投稿者は彼女と初旅行だったため、ずっとカメラを回していたと言います。

映像

彼女がボールを取ろうと画面左側に行った際、後方の窓に少女らしき人影が映り込みます。
ただ2秒程度と短めなので少し分かり難く感じられます。初見では難しいかと思われます。
またスタッフがその直前に音声が入っているのを見つけたそうですが、こちらも音量が小さいため分かり難くなっています。

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
不気味度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
奇妙度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
Average:2.5 out of 10 stars (2.5 / 10)

マジシャン

投稿者の男性が、とある繁華街で食事の帰りに撮影したという映像。駅に向かう途中の路上で手品師の男性に話しかけられたのだという。手品師の男性の背後に髪の長い女性の姿が…。

感想

投稿者が繁華街で食事を終えて駅へ向かう途中、マジシャンの男性に声を掛けられた際に撮影した映像だそうです。
そんな中マジシャン男性の背後にある街路樹の隙間から、髪の長い女性らしき人影が腰を曲げた様な体勢で現れます。
しかしマジシャン男性の頭部で隠れた短時間で消えてしまいます。位置的にはマジシャンに気を取られていなければ分かり易そうではありますが、街路樹の間からひっそりと現れるので気付きにくいかも知れません。

恐怖度:3 out of 10 stars (3 / 10)
衝撃度:2 out of 10 stars (2 / 10)
不気味度:4 out of 10 stars (4 / 10)
奇妙度:3 out of 10 stars (3 / 10)
Average:3 out of 10 stars (3 / 10)

切断

会社員である投稿者が、職場の同僚とヨーロッパのとある国を訪れた際、撮影したという映像。街中に一台の車が通り過ぎた直後、世にもおぞましい奇怪なものが紛れ込んでしまっている。

感想

投稿者が同僚と一緒にヨーロッパのある国へ旅行した時の映像だそうです。旅行中の様々な風景が流れて行きます。
その中、道路脇で撮影している際、自動車が通り過ぎた後上半身のみの女性らしき人影が這うように現れます。
何か映り込んだ事自体は分かるのですが、何が映ったかまでh初見では分かり難く感じました。

恐怖度:2 out of 10 stars (2.0 / 10)
衝撃度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
不気味度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
奇妙度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
Average:2.8 out of 10 stars (2.8 / 10)

静止する身体 後編

大変な事態になった。投稿者である三橋百合子とその夫が車で移動している際に事故を起こしたのだという。幸い、夫婦ともに軽傷で済んだものの、その時の様子が何とも不可解だったという…。

調査パート

スタッフルームに磯貝さんから電話があり、三橋さんが事故を起こしたと知らされます。
そして三橋夫妻は幸いにも軽症だったものの、その時の状況が不可解だったと言うことで三橋さんと磯貝さんから話を聞きます。
それから三橋さんが言うには、夫の実家から帰る途中、高速に乗る手前で夫がハンドルが効かないと叫びだしたと言います。どうやらハンドルが勝手に回ってしまう状況らしく、夫妻はパニックになったままガードレールに衝突したのだそうです。
これは事故が物損のみで、さらに高速に乗る前だったのが幸いだったと言うしか無いという状況と思えます。ただ夫妻とも骨にヒビが入る怪我を負ったそうです。KANEDAと三橋さんも高速に入ってからで無くて良かったと話します。
その時同席していたらしい知花が、その車に磯貝さんは乗っていたのか尋ねます。磯貝さんから一報があったための質問だろうかと思いましたが、見れば磯貝さんも手を負傷している様子です。
それについて磯貝さんは、同乗していなかったと言いますが、歩道橋から降りる際に後ろから押されるような感覚があって転落してしまったと言います。
それから三橋さんの事故と磯貝さんの転落が同日だった事が分かり、流れとして単なる偶然では無く映像の影響という話になる事は予想出来ます。
それからKANEDAが前回のインタビューをサブカメラで撮っていた映像について話し、映像を見てもらいます。映像を見てもらった後、KANEDAはこういった現象の後で同じ日に怪我をしたというのはやはり最初の映像に原因があるのでは無いかと話します。
そして磯貝さんの部屋で調査させて欲しいと知花が伝えます。
しかし磯貝さんは家に入れるのは難しいという態度を先のインタビューから崩しません。
そこでKANEDAがこういった現象が撮られた事に心当たりは無いか尋ねた所、磯貝さんは無いと答えたものの、三橋さんは勤務先の大学で不気味な体験をした模様です。
この時点では三橋さんの体験は視聴者に明かされず、スタッフ一同は大学へ調査する事になります。

後日KANEDAと知花は三橋さんの勤務先である大学を訪れます。三橋さんに案内されて建物に入った後、大学管財部の「高橋」さんから話を聞きます。
そうして高橋さんに立ち会ってもらった上で、KANEDAは三橋さんに体験談を現地で説明してもらいます。話によれば、その時三橋さんは階段を降りていたそうですが、後ろから人の気配を感じたものも振り返っても誰もいなかったと言います。さらに階段を降りた後、通路を進む所で前方から嫌な気配を感じたため、脇の階段で迂回したと言います。
こうして話を聞くと、それだけですか?という風に感じてしまいます。三橋さんの同僚であろう職員に立ち会ってもらっているのに、肝心の体験談が気配がするとか曖昧に終始しているのは、話の内容に対して対応が大げさと感じます。
それからKANEDAが高橋さんに大学の建物はそれほど古いものでは無いのではと尋ねます。それに対し高橋さんは大学自体は古いものの、この建物は比較的新しいものになると答えます。
さらに知花がこの場所で事件事故が無かったか尋ねますが、高橋さんは聞いたことが無いと言います。
それから通路を進み、あるドアの前にたどり着きます。どうやらこのドアも三橋さんの体験談に関わっている様で、KANEDAが三橋さんに違和感などは感じないか尋ねますが、三橋さんは今は何も感じないと応えます。
それから知花が三橋さんに霊感はあるか尋ねますが、三橋さんは特にそういった事は無く、不気味な体験をしたのはその時くらいと返答します。もっともその体験談も話だけだと気の所為では無いかと思ってしまいそうなものではありますが。
それからKANEDAが他に霊的現象を体験したことは無いか尋ねますが、三橋さんは無いと応えます。KANEDAはさらに高橋さんに学生から体験談の類は無いか尋ねますが、高橋さんもそういった話は無いと答えます。
こうして大学での取材は切り上げた模様です。

そうして場面はスタッフルームに移り、中田が電話をしている様です。
どうやら相手は磯貝さんらしく、どうにか家を見させてもらえないかと訴えますが、磯貝さんの態度は変わりありません。
そこで中田は撮影せずに、スタッフが訪問して様子を見るだけでも出来ないかと尋ねます。
しかし磯貝さんは夫が家に人を入れたくないといって断ります。
そうして電話の後、中田は自宅での調査を頑なに拒絶する磯貝家を訝しがりますが、KANEDAはプライバシーだからではと応じます。どうしても他人を自宅に入れたく無い家庭というのはある程度は存在するのでは無いかと思いますが。

その後大学で取材した際の映像に不可解な点は見受けられなかったそうですが、大学に協力を仰いでその時の防犯カメラを見せてもらった所、不可解な点があったと言います。

映像

スタッフが取材で訪れた、大学内に設置された監視カメラの映像だそうです。
どうやら最後に撮影されたドア付近と思われます。
その映像では撮影しているKANEDAがいる後方にある、柱の陰に黒い服を着た人物が見切れるように映り込んでいるのが見て取れます。衣服を見るに女性の様に見え、最初の映像にも黒い服を着た女性らしき人影が映り込んでいた事から、それと関連があるのでは無いかと思われます。
ただ映像としては柱の陰で微動だにせず立っているだけで顔や雰囲気も掴めないため地味に感じられます。

恐怖度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
衝撃度:3 out of 10 stars (3.0 / 10)
不気味度:4 out of 10 stars (4.0 / 10)
奇妙度:5 out of 10 stars (5.0 / 10)
Average:3.8 out of 10 stars (3.8 / 10)

まとめ

本巻から長編『静止する身体』が開始しています。映像に映り込んだ奇妙な事象と謎の人影の関連はといった所ですが、今後はどの話が展開されるのかも気になる点ではあります。
そんな本巻ですが、出だしの映像2本は見応えあったため期待感ありましたが、その後は割りと地味だったり分かり難い映像が続いた印象です。
そんな中でおすすめの映像は序盤の2本『ナイトサファリ』『佇む者』となります。
余談ですが本巻はシリーズ監視カメラがありませんが、最後の映像で代用しているのでしょうか。