『ほんとにあった!呪いのビデオ』シリーズに於いて、しばしば映像が流れる前に何かしらの警告が表示される事があります。タイトル通り霊的な呪いのビデオというのがシリーズのコンセプトと思われますので、見れば災いがあるかも知れないという映像が出てくるのは、ある意味自然な流れと言えます。
しかし警告の理由についてはいくつか理由がある為、その辺りを掘り下げて行きます。ちなみに言うまでもありませんが、管理人はこのページで紹介している映像は全て視聴済みです。
またこのページで扱っている映像は、当ブログで紹介した範囲となります。従って映像の詳細については各映像のリンクからご覧ください。
目次
警告理由について
警告理由については大きく分けて下記のパターンが考えられます。これらの理由は各映像紹介に際しても記載しますが、管理人の推定である事もご了承下さい。
- 霊障:怨念や霊的な呪いによる物。
- 呪術:何者かの呪術的な呪いによる物。
- ショッキング:オカルトと異なる意味で衝撃的である物。
- その他:上記のいずれでも無い、あるいは不明である物。
Part2 『作業服の男』
推定警告理由:霊障
2巻目に初登場の警告あり映像です。
投稿者と撮影者が列車内で撮影した映像ですが、撮影者をはじめとして見た人物に災いが降りかかったとされているのが警告の理由と思われます。
Part7 『動物霊』
推定警告理由:霊障
ある大学のオカルト研究会がコックリさんを行った際に撮影したとされている映像です。映像を収めたテープが金庫に封印されていた為に、撮影者が亡くなったなど真偽不明の曰くが付いている事や、スタッフが映像を視聴した際に獣臭を感じて換気する羽目になった事が警告の理由と思われます。
その為、警告の内容が獣臭を感じたら視聴を止める様にという、何とも独特な物となっています。
Part16 『続・死の予告』
推定警告理由:ショッキング
撮影者が首吊り自殺した場面を収めている為と思われます。ただ首吊り自殺の後に起こる事が主眼という事もあってか、編集により一部始終を収めている訳ではありません。
Part20 『添付された呪い』
推定警告理由:ショッキング
ある女性が乳児虐待している様子の映像です。その映像は通常であればショッキングであろうと思われる結末を迎える為、警告付きになった物と思われます。
ただ携帯メールに添付されていた映像で画質が悪かったりといった映像的にショッキングの度合いが緩和される点が存在します。
Part24 『ダビング』
推定警告理由:霊障
ある人物が、投稿者の経営するレンタルビデオショップの商品にダビングしたという映像です。映像を見た投稿者が事故で重傷を負った事が理由として考えられます。
後にスタッフルームも霊障で悩まされる事になりますが、それがこの時点で理由に含まれているかは不明です。
Part27 『シリーズ監視カメラ 製作委員会スタッフルーム』
推定警告理由:霊障
上記『ダビング』の後日談に当たるエピソードでの映像です。
ただ複数ある映像は『ダビング』以前のものとなっています。それに関連して『ダビング』の映像が紹介される事から、警告が表示されます。
Part39 『狂死のビデオテープ 続・蛮行』
推定警告理由:呪術
心霊博士と名乗る人物が所有していた、『見た者を呪い殺すビデオテープ』に収められていた映像です。何らかの呪術的な物と思われる映像に始まる構成となっています。
Part50 『呪われたホーム・ムービー』
推定警告理由:霊障
Part50のメインである『アフンルパロを視る女』の過去話として登場した映像です。
かつてこの映像を見た児童が亡くなったとされているそうです。
Part55 『悪人』
推定警告理由:ショッキング、霊障
Part55における元凶と思われる出来事とされる、ある人物が焼身自殺する場面を撮影したとされている映像です。
またこの映像自体、自殺した人物の怨念が宿っているのか見たものは呪われて死ぬと言われているのだそうです。
Part56 『リベンジ 後編』
推定警告理由:霊障
リベンジポルノによって命を絶ったという女性の怨念が込もっていると見られているようです。
この映像に関連した男性は事故とも自殺ともつかない様な末路を迎えています。
Part59 『邪心 後編』
推定警告理由:霊障
長編『邪心』にて死神と名乗る人物が渡していた映像で、『見ると不幸になる映像』としている映像の様です。
映像そのものは2人の女性が心中直前に撮ったものだそうで、その怨念が込もっているのか、見た者を最悪死に至らしめる呪いの映像となった様です。
Part64 『終 スケープゴート 後編』
推定警告理由:呪術
このエピソードに関しては関係者が続々と不幸に見舞われたにも関わらず、根本的な原因が分かりにくい印象を受けます。直接の原因としてはある物を掘り出したという事になるのですが、果たしてそれが呪いのアイテムだったのかは定かではありません。
ただそのアイテムが儀式的な物に使用されていた事から、呪術的な意味合いを含んでいたであろうといった程度の推測しか出来ませんでした。
Part68 『続・禁忌 中編』
推定警告理由:呪術
この映像では日本のある地域で行われているという、特殊な儀式の様子が映されています。
映像は一見和室で行われている婚礼らしき儀式の映像となっていますが、おかしな点があるのに気付きます。
そういった点やラストも含めて異様な雰囲気の映像となっていますが、上記の様に特殊な儀式の映像と言うことで呪術的な物が含まれているという事で警告を付けられているのかも知れません。
Part80 『続・縁恨 後編』
推定警告理由:霊障
妻が病気になった夫妻の、闘病生活に密着するドキュメンタリー映画として撮影された映像の一部とされています。
ある理由から映画制作は頓挫したものの、やや複雑な経緯で映像がSNSにアップされましたが、その映像には妻の無念が篭っているようです。
そしてそれを感じ取った者の周囲ではある異変が起こるとされています。
Part81 『301号室2』
推定警告理由:霊障
元々『シリーズ監視カメラ 301号室』として投稿された映像でしたが、ある人物の怨念によって変容した物となっています。
一度記録された映像を変容させるほどの怨念と、調査の過程でその人物と関わりのあった人物が音信不通になっている事から警告が付けられたものと思われます。